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沖縄だからできる、持続可能な食のモデル4本特集
3本目
近年、畜産や養殖の現場では、飼料費の高騰が大きな経営課題となっています。
私たちは、この課題に対して、外部に大きく依存するだけではなく、地域の中で飼料を生み出し、安定して供給できる仕組みを育てていくことが重要だと考えています。ソルガムは、食品としてだけでなく、畜産飼料や魚介類飼料としても活用できる多用途作物です。
飼料費の高騰は、畜産や養殖の現場だけの問題ではありません。
飼料を外部に大きく依存する構造が強いほど、地域産業全体が価格変動の影響を受けやすくなります。だからこそ、地域の中で飼料を生み出し、地域の中で活かす仕組みづくりが求められています。
本組合が注目しているソルガムは、食品としてだけでなく、畜産飼料や魚介類飼料としても活用できる作物です。
この多用途性があるからこそ、ソルガムは地域の供給安定化を支える素材になります。栽培を進めるだけでなく、飼料化へつなげることで、より実践的な地域内循環を築くことができます。
本組合では、今後は各県の事業組合とも連携しながら、ペレット工場などの飼料化設備の整備を進め、地域の中で飼料を加工・供給できる体制を築いていくことを視野に入れています。
これにより、単に原料を育てるだけではなく、安定して使える形にして供給する流れまで、地域の中で完結しやすくなります。
ソルガムは乾燥に強く、さまざまな土壌条件で育ちやすいため、沖縄の気候にも適しており、既存農家の副業作物として導入しやすい特性があります。
こうした特性を活かすことで、飼料原料の生産基盤を地域の中に広げ、耕作放棄地の再活用や農家収入の多様化にもつなげていくことができます。
私たちは、飼料費高騰への対応を、単なるコスト対策としてではなく、地域の農業・畜産・水産を支える供給基盤の再構築として捉えています。
地域で育て、地域で加工し、地域で活かす。この循環をつくることで、飼料の供給安定化と地域産業の持続可能性を同時に高めていきます。
飼料費高騰への対応は、地域の農業・畜産・水産を守るための重要な課題です。
ソルガムを活かした地域内生産と飼料化の仕組みを育てることで、供給安定化と農地活用、農家支援、地域産業の持続可能性を同時に高めていくことができます。