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誰も取り残さない地域づくり4本特集
2本目
私たちが考える就労機会の創出とは、単に働く場を増やすことではありません。
多様な立場の人が、それぞれの違いを持ったまま地域の中で役割を持ち、力を発揮しながら共に生きていける環境をつくることだと考えています。本組合では、農業、生産加工、食品製造、畜産、流通、地域支援など、事業全体を通じて多様な就労機会を育てていきます。
私たちは、就労を単なる収入を得る手段としてだけでは捉えていません。
働くことを通じて、人が地域とつながり、自分の役割を見つけ、社会の一員として認められていると感じられること。その積み重ねが、孤立を防ぎ、安心して暮らしていける土台になると考えています。働く場を増やすことは、地域の居場所を増やすことでもあります。
本組合では、年齢、国籍、生活環境、障害の有無などにかかわらず、一人ひとりが地域の中で関われる場を広げていくことを大切にしています。
ひとり親世帯、生活に困難を抱える方、障害のある方、若い世代、高齢者、外国人材など、それぞれが地域の担い手として関わり、支え合いながら共に働ける環境を育てていくことに意味があります。
就労機会の創出は、「支える側」と「支えられる側」を分ける考え方ではありません。
誰かを一方的に助けるのではなく、誰もが役割を持ち、共に地域を支える存在になっていくこと。それが、私たちの考えるINCLUSIONです。働くことを通じて包摂の循環が育っていく地域を目指しています。
農作物を育てること、加工すること、届けること、支えること。
その一つひとつの工程に多様な役割が生まれることで、地域の中に参加の入口が増えていきます。本組合の就労機会は、食の基盤と人の基盤を同時につくる仕組みの中にあります。就労の場を育てることが、そのまま地域のあたたかさと持続可能性を支えることにつながります。
就労機会の創出とは、誰もが地域の中で役割を持ち、つながり、共に生きていける社会を育てることです。
それは、地域経済を支えるだけでなく、地域のあたたかさと持続可能性を支える大切な基盤でもあります。私たちは、働くことを通じた包摂の循環を、地域の中に育てていきます